私の身体について知っておこう

私の身体

最近は不妊で病院を訪れるカップルは6組に1組と言われています。女性の経済的自立に伴って、一人でも十分に生きていける社会であるために晩婚化が進み、このような統計が出ています。できるだけ20代のうちからしっかりと計画的に妊娠について考えていくことも大切ですが、人と人との出会いや自分の心が結婚に向かうかどうかというのも人それぞれです。30代からの妊活について一般的な内容に加えて、婦人科との付き合い方についてお伝えします。

結婚を意識してつきあう相手が決まったらまずは自分の身体の管理を

もちろん仕事を始める20代前半から、自分の身体は自分できちんと管理していくことが大事ですが、第一次妊娠適齢期と言われる27歳くらいまでは自分でも体力的に結構無理がきくと思いますよね。30歳までは両親からもらった健康な体は、大したケアをしなくても仕事をするには差し支えないくらい体力があります。

しかし30歳を過ぎると、自分自身の身体に対する理解やそれに見合ったケア、食べ物などが自分の体力やコンディションに影響してくると言われますから、まずじぶんが女性として自分の身体が正常であるか、何を気を付けて過ごすべきかをきちんと把握しておくことが、女性としてのエチケットとして思考の中に定着したらよいと思います。

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産婦人科は怖くない

20代30代で男性経験のない女性は特に自分の身体に異常などを感じることがなければ産婦人科へのハードルが高いです。性交渉の経験がなければ子宮頸がんにかかる可能性も少ないだろうからと避けてしまいますが、何もなくても30歳は検診の一つの目安として無理やりでも行きましょう。できれば通うことが億劫にならないように待ち時間の少ないところや女医さんがいるところで、今後のこともフランクに話し合える関係が築ければ一つの安心材料になります。

男性が不妊ということもありうる

あなたの選んだ男性が不妊だった、といことは不妊のカップルの50パーセントにありうるという記事も最近よく見ますが、科学の発展に従って不妊の原因も女性に限ったことではないということがはっきりとしてきました。しかしながらたとえそんな場合でも、女性が自分の身体のケアのために婦人科へ通いながら、色んな情報や知識が入ってきながら、いざ結婚して子供が欲しいとなった時に、そういう土台があれば早めの対応ができます。

今の時代に生きる女性として、婦人科との仲の良い付き合いは必須です。最初は自分の健康のために通うのですが、そこで得た知恵や知識は いざとなった時にあなたの助けになります。30代でまだ彼氏がいないという方も、遅いなどということはありません。知った時が行き時です。婦人科に通うことで仕事重視から結婚へ無意識に心の変化がみられるかもしれず、それがまた自分の結婚像にふさわしい男性を呼び寄せる一つのカギになるかもしれませんよ。

増え続ける不妊症、ひとごとではなく今から対策を

現代日本では、女性の社会進出や晩婚化の影響で、今や夫婦の10組に1組は、妊娠を希望しているのにも関わらず結婚二年以上経過しても子宝が授からない、『不妊症』の時代と言われています。

人工授精や体外・顕微受精などの不妊治療を経て出産された子供の割合は、1クラスに1人と、年々増え続けています。

高齢で結婚された人は特に、不妊症は切実な問題です。

妊娠をのぞむなら、不妊症の原因になると考えられていることと、その対策について早めに考えておくことがおすすめです。

不妊に至る最大の原因は、生殖分野への国民的な無知

日本では、性について公の場で語ることがまだまだタブー視されている風潮があります。

中学や高校などで受ける性教育も、フランスなどの諸外国では早くから大人達から『不妊』という言葉やその存在を学ぶことに比べ、不妊症そのものへの認知度自体、かなり低いと言えます。

避妊の方法などは学んでも、何歳になっても希望したときにすぐに子どもができると思っている若い女性も少なくなく、卵子の老化などの知識も、不妊に悩み始めて婦人科を受診し、40代手前ではじめて知った、という人も少なくありません。

妊娠、出産のことは話しにくい雰囲気がありますが、不妊を体験した人が声をあげ、まだ中高生などの早いうちから、将来子どもを持つこと、持つためには若いうちから健康に気にかけ、生理が止まるような無理なダイエットをしないことなどを、広めていく必要があります。

不妊症のために今からできること

子宝を望み、婦人科の指導を受けるも、なかなか成功する見通しが立つ保証もなく、先が見えない不妊治療。

まだ見ぬ我が子のためにも、心身共に自身が追い込まれないためにも、不妊を改善するために数多くの人が実践していることをご紹介します。

〇規則正しい食事、運動

不妊治療以外でも重要なことですが、太りすぎも妊娠を阻むといわれていますが、日本の女性は痩せ傾向が強く、やせすぎも卵胞の生育を遅らせたり、不妊につながっているといわれています。

豆腐、納豆などの豆製品などの摂取は特に、女性ホルモンに似た成分を多く含み、かつカロリーも低いためオススメです。

不妊症の治療のためには過度な食事制限などはせず、三食きちんと健康的に食べ、運動も、通勤で一駅歩くようにするなど、適度に体を動かすと卵巣の機能を高めるといわれています。

〇ストレスをためない

仕事などのストレスで、生理が不順になったり来ないと、不妊治療の妨げになります。

心身共にストレスをためないよう、アロマをたいてリラックスしたりカラオケに行ったり、不妊症の治療では喫煙や飲酒を我慢するなど、ただでさえストレスを抱えやすいので、自分をいたわることが何より必要です。

母になるために、まずは健康を意識しましょう

共働きが一般化し、仕事をもち忙しい日本の女性たち。

将来の子育てにかかる費用のためにも現役で働きつつ、いざ結婚し子どもを産むとなると、高齢であったり体に無茶をしていて、思いがけず不妊という問題に直面することが多々あります。

仕事をしつつ、将来子どもを産むかどうかは勿論、産むなら何歳くらいかなど、ライフプランを意識することはもちろんですが、『最近疲れがたまって、生理が遅れているな』など、自分の身体の声に耳を傾けることが、不妊を防ぐ一番の手段だと思います。

仕事をしているとどうしても、いつまでも若々しく、美容面を重視され『女性』であることを求められている気がして、無理なダイエットなどしてしまいますが、『母』になることを考えると、卵を育てられる健康な肉体面に目を向け、自分の身体を大切に、おおらかな気持ちで過ごすことが不可欠かもしれません。